野球選手はなぜ大きくなった?昔と今の体格を比べると見えてくる野球の変化

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野球選手はなぜ大きくなった?昔と今の体格を比べると見えてくる野球の変化

夏になると、やっぱり野球が見たくなります。

高校野球、プロ野球、そしてMLB。

野球中継を見ていると、最近ふと思うことがあります。

「野球選手って、昔より大きくなってない?」

特にMLBの選手を見ていると、「デカい……」と思うことがあります。

もちろん、昔にも身体の大きな選手はいました。

では、なぜ現代の野球選手は身体が大きくなったように感じるのでしょうか。

私は小学1年生から高校まで野球を続け、体育大学で身体やスポーツについて学び、その後は体育教師として学校現場にも携わってきました。

そんな経験から、今回は「野球選手の身体」という視点で、昔と今の野球の違いについて考えてみます。

昔と今で変わったのは「身体」だけではない

昔の野球選手がみんな小柄だったわけではありません。

王貞治さんや落合博満さんのように、当時から身体の大きな選手はいました。

ただ、現在のプロ野球やMLBを見ると、筋肉をつけ、身体を鍛え上げた選手が珍しくなくなったと感じます。

その背景には、

  • ウエイトトレーニング
  • 栄養管理
  • 睡眠
  • リカバリー
  • コンディショニング
  • 動作分析

など、選手の身体を支える環境の変化があります。

昔は「筋トレをすると身体が硬くなる」といった考え方を耳にすることもありました。

現在は、単純に筋肉を増やすのではなく、

「野球に必要な身体をどう作るか」

という考え方が重要になっています。

「身体が大きい=野球がうまい」ではない

ここは非常に大切です。

身体が大きくなれば、それだけで野球がうまくなるわけではありません。

野球には、打撃、投球、守備、走塁、送球など、さまざまな能力が必要です。

さらに、ポジションによって求められる能力も違います。

長打を期待される打者と、走力や守備力を求められる選手では、理想とする身体も同じではありません。

投手も、球速だけを上げればいいわけではありません。

制球力や身体の連動、フォーム、変化球、そして長いシーズンを戦うための身体も必要になります。

だから私は、

「身体を大きくすること」が目的ではない

と思っています。

大切なのは、

「自分の競技に必要な身体を作ること」

です。

大谷翔平選手を見ると「身体の使い方」が気になる

現代野球の身体づくりを考えるとき、大谷翔平選手は分かりやすい存在です。

NPB公式では身長193cm、体重97kgとされています。

大きな身体を持ちながら、投げる、打つ、走るという動作を高いレベルで行う。

ここで私が注目したいのは、単純な「身体の大きさ」ではありません。

「大きな身体をどう動かしているのか」

という部分です。

身体を大きくすれば、そのまま野球の動きが良くなるわけではありません。

大きくなった身体を動かすための技術や身体能力も必要になります。

私は体育大学で身体について学んだこともあり、プロ野球選手を見ると、つい身体の使い方に目がいきます。

村上宗隆選手を見ると日本人選手の大型化を感じる

日本人選手を見ても、大型の選手は珍しくありません。

例えば村上宗隆選手は、NPB公式で188cm、97kgとされています。

大きな身体から放たれる打球を見ると、「やっぱり身体が大きいってすごいな」と感じます。

ただ、もちろんホームランは身体の大きさだけで生まれるものではありません。

バットスピード、タイミング、ミート、スイング技術など、さまざまな要素が関係します。

つまり、

身体の大きさ+身体能力+技術。

この組み合わせが、野球のパフォーマンスにつながります。

「筋トレすると動きが悪くなる」は本当?

野球では昔から、

「筋トレすると身体が硬くなる」

「筋肉をつけると動きが鈍くなる」

という話を聞くことがあります。

私自身も野球をしていた頃、そうした話を耳にしました。

しかし、筋肉をつければ必ず動けなくなる、という単純な話ではありません。

重要なのは、

どんな身体を作り、それをどう動かすか。

筋力だけではなく、パワー、瞬発力、柔軟性、可動性、身体の協調性などを考える必要があります。

体育大学で身体について学んできた私からすると、ここは非常に興味深いところです。

「鍛えること」と「動けること」をどう両立させるか。

現代のスポーツでは、ここが重要なのだと思います。

MLBを見ると「身体の大きさ」に驚く

MLBを見ていると、「大きな選手が多いな」と感じます。

その代表的な存在の一人がアーロン・ジャッジ選手です。

MLB公式では身長6フィート7インチ、体重282ポンドとされています。

テレビで見ても、その身体の大きさには驚かされます。

ただし、MLB選手が全員大柄というわけではありません。

さまざまな体格の選手がいます。

大柄な選手には大柄な選手の武器があり、小柄な選手には小柄な選手の武器があります。

結局のところ、

「自分の身体をどう野球に生かすか」

が重要なのだと思います。

昔の野球と今の野球は「技術+身体」になった

「昔の選手は技術、今の選手は身体」という話ではありません。

昔の選手にも素晴らしい身体能力を持った選手はいました。

現在の選手にも、高い技術を持った選手がたくさんいます。

私が変化を感じるのは、

技術と身体能力を別々に考えるのではなく、組み合わせて考えるようになったこと

です。

バットコントロール。

守備。

走塁。

投球技術。

状況判断。

そこに筋力、パワー、瞬発力、身体の操作性などを組み合わせる。

つまり、

「技術か身体能力か」ではなく、「技術×身体能力」

という考え方です。

野球選手の身体を見ると、野球の進化が見えてくる

野球を見ると、ついホームランや球速など、プレーそのものに注目します。

もちろん、それが野球の面白さです。

でも、次に野球を見るときは、

「この選手は、自分の身体をどう使っているんだろう?」

と考えてみてください。

身体の大きさ。

筋肉のつき方。

動きの速さ。

身体の柔らかさ。

そして、その身体をどう野球の動作につなげているのか。

そうすると、野球の見え方が少し変わるかもしれません。

私は野球を続けてきて、体育大学で身体について学び、体育教師としてもスポーツを見てきました。

だからこそ、プロ野球を見るときには、プレーだけではなく「選手の身体の使い方」にも目がいきます。

まとめ|「大きくなった」だけでは見えない野球の進化

昔と比べると、現代の野球では身体を鍛え上げた選手が多くなったように感じます。

しかし、大切なのは単純に身体を大きくすることではありません。

自分の競技に必要な身体を作り、その身体を自在に動かすこと。

そして、そこに技術を組み合わせることです。

私自身、野球を長く続け、体育大学で身体について学んできたからこそ、選手の身体を見ることにも面白さを感じます。

野球は、ボールとバットだけを見ても面白い。

でも、

「人間の身体」に注目すると、また違った野球の面白さが見えてきます。

次に野球中継を見るときは、ぜひ選手の身体と、その身体の使い方にも注目してみてください。

↓この記事を書いた人
ゴリゴリ☆ドラぷ~

ゴリゴリ☆ドラぷ~について

「ゴリゴリ☆ドラぷ~の野球塾」を運営しています。日本体育大学で体育・スポーツを学び、体育教師として約10年間、小学校・中学校・高校の教育現場に携わってきました。野球経験は小学1年生から高校まで、野球指導歴は5年以上になります。

これまでの選手・体育教師・野球指導者としての経験を生かし、野球のルールや基本技術、投球・打撃・守備、戦術、野球観戦のポイントなどを、初心者にも分かりやすく解説しています。

「野球のルールが分からない」「野球をもっと深く知りたい」という方にも、野球の魅力や楽しさが伝わる情報を発信していきます。

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