さて!!!
村上宗隆選手、今井達也選手、岡本和真選手が
メジャーリーグに挑戦するようですね!!!
先日、大谷選手、山本選手、佐々木朗希選手の大活躍がみられた
メジャーリーグ。
もちろん、その他にもたくさん、メジャーで活躍している
選手はいますが。
そんなメジャーリーグに、これから挑戦するという
若い選手の活躍を願って
どういう選手が過去に活躍したのか、そして
これからの時代はどういう選手が活躍できるのか
ポイントを見ていきましょう☆
MLBでの活躍が期待できる選手の特徴
1.身体能力が高い(パワー・スピード)
- MLBは全体的にパワー重視で、球速・打球速度・スイングスピードのレベルが高い。
- 特に野手は、パワーと走力の両立が求められる。
例:大谷翔平(打球速度、走力、パワー)、鈴木誠也(筋力とバッティングスキル)
2.対応力(適応能力)がある
- MLBはストライクゾーンが広く、球質が異なる(特に高めの速球、縦スライダー、シンカー系)。
- 柔軟な対応力・学習力がある選手は伸びる。
例:吉田正尚(MLB初年度からゾーンに対応)
3.守備・走塁でも価値を出せる
- MLBでは守備・走塁も含めた「トータルバリュー」で評価される。
- 守備範囲が広い外野手や、捕球・送球が安定している内野手が高評価。
例:菊池涼介(守備力が武器になり得るが打撃が鍵)
4.メンタルが強く、継続的な努力ができる
- 海外生活、異文化への対応、成績不振時のプレッシャーに耐えるメンタルが重要。
- 自己管理能力・セルフモチベーションが強い選手が成功しやすい。
5.年齢が比較的若い
- 若い方がMLBのスピード感に順応しやすく、キャリアのピークをMLBで迎えられる可能性が高い。
- NPBを圧倒していても、30歳を超えてからだと適応に時間がかかることが多い。
ポジション別の活躍ポイントはここ!
| ポジション | 成功しやすい傾向 |
| 投手 (先発・中継ぎ) |
球速・キレがあり、三振が取れるタイプ。 制球力より「空振りが取れるか」。 |
| 捕手 | 言語の壁が大きく、非常に難易度が高い。 配球・コミュニケーション力が必須。 |
| 内野手 | 守備範囲・肩がMLB基準に合っていることが重要。 パワーも求められる。 |
| 外野手 | 走力・守備力があり、打力でMLB投手に対応できるか。 |
これまでの成功例まとめ
| ポジション | 選手名 | 所属チーム(MLB時) | 成功のポイント |
| 投手 (先発) |
ダルビッシュ有 (Yu Darvish) |
レンジャーズ パドレスなど |
三振が取れる球威と多彩な球種 長年MLBでローテーションを守る |
| 黒田博樹 (Hiroki Kuroda) |
ドジャース ヤンキース |
安定感抜群のコントロールとメンタル、毎年200イニング前後 | |
| 前田健太 (Kenta Maeda) |
ドジャース ツインズ |
緻密な投球術と適応力 2020年サイヤング賞投票2位 |
|
| 野茂英雄 (Hideo Nomo) |
ドジャースなど | トルネード投法で衝撃デビュー 新人王も獲得 |
|
| 投手 (リリーフ) |
上原浩治 (Koji Uehara) |
レッドソックスなど | 圧倒的な制球力 2013年にはクローザーとして世界一に貢献 |
| 斎藤隆 (Takashi Saito) |
ドジャースなど | 40歳を超えても通用した精密なコントロール | |
| 藤川球児 (Kyuji Fujikawa) |
カブスなど | MLBでは怪我が多かったが、一時は高評価 | |
| 捕手 | なし(本格的に成功した例はまだ無い) | – | 言語の壁や配球面の課題が大きく、MLBでレギュラーを取った捕手はいない |
| 一塁手 | 松井秀喜 (Hideki Matsui) ※指名打者寄り |
ヤンキースなど | パワーと勝負強さ 2009年ワールドシリーズMVP |
| 二塁手 | 井口資仁 (Tadahito Iguchi) |
ホワイトソックスなど | パワー・走塁・守備のバランス 2005年WS制覇 |
| 三塁手 | ※これまで成功例が少なく、村上宗隆・岡本一真が有力候補 | ||
| 遊撃手 | |||
| 外野手 | イチロー (Ichiro Suzuki) |
マリナーズなど | 安打製造機。 新人王&MVP同時受賞、3000本安打達成 |
| 青木宣親 (Nori Aoki) |
ブルワーズなど | 高打率と選球眼 5年間で複数球団に必要とされる |
|
| 大谷翔平 (Shohei Ohtani) |
エンゼルス ドジャース |
二刀流でMVP2回 打者としてもトップクラス |
そうそうたる面子ですね。
そして、ドジャース多し!
もちろんMLBに移籍した、全ての選手が成功できるわけでなく。。
その選手の心身の状態やスキル、チームから求められる役割、言語的なものなど
いろんな要因が重なって、活躍に繋がるんだと思います。
MLBにおいて捕手(キャッチャー)での成功は難しい
なぜ捕手の成功例がいないの?
☞ MLBでの捕手は、「英語での配球・戦略コミュニケーション」「投手との信頼関係」が
非常に重要。
NPB出身選手が語学や戦術の壁を越えるのが難しく、現在まで正捕手になった例はありません。
キャッチャーってそれだけ、扇の要であり、チームの要でもあるんですよね。
この先、NPBから捕手でのMLB挑戦する選手が出てくるのか
凄く楽しみです。
野手より投手の方が、成功をおさめやすい!!
捕手での挑戦は難しいことは理解できました。
いつも、MLB挑戦するのはピッチャーばっかり(ばっかりという訳じゃないけど多い)だなと思っていたんですが、やはりそれにも理由がありました。
次の表を見ると、一目瞭然です。
| 比較項目 | 投手 | 野手(捕手除く) |
| MLBでの成功例の数 | 多い (ダルビッシュ、野茂、黒田、前田など) |
限られる (イチロー、松井、大谷などごく一部) |
| 適応難易度 | やや低め (特にリリーフは適応しやすい) |
高い (球速、守備範囲、打球速度に対応が必要) |
| 評価されるポイントが明確か | 明確 (球速、K/BB、回転数などデータ評価) |
曖昧になりがち (コンタクト力や勝負強さなど) |
| 言語・文化障壁 | 少なめ (登板日以外の交流は限定的) |
多め (チーム戦略、サイン、通訳なしでのやり取り) |
| MLBが求めている人材 | 投手(特にリリーフ)は、 常にニーズあり |
野手はポジション争いが激化 基準が高い |
色々紐解いていくと、イチローや大谷選手の凄さが分かって
なんだか圧倒されますね。。
まとめ
MLBで活躍するためには、5つのポイントがありました。
- 身体能力
- 対応力(適応能力)
- 守備・走塁の武器
- メンタル面
- 年齢(若さ)
比較的若い方が、柔軟な対応がしやすいということでしたね。
30歳超えた菅野がオールドルーキーと呼ばれたのは、納得できます。
また、ポジション別にもポイントがありました。
捕手はコミュニケーションを取ることも重要な役割であるため、
言語的な壁が高く、残念ながらこれまでに成功した例はありません。
この先も成功するのは難しいでしょう…。
投手はMLBでの成功率が高く、特に先発やリリーフで明確な武器がある選手は通用しやすいです。
野手として成功するには、パワー・守備・対応力すべてが求められ、難易度が高いです。
ということで!
村上宗隆選手、今井達也選手、岡本和真選手の
契約&活躍はいかに!?
楽しみですね。

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